Question

「親知らず」を抜いた後、顎の調子が悪いのですがなぜですか?

Answer

親知らず抜歯の術後の痛みでは、多くの場合その外科的侵襲の大きいことから、患部の炎症性の痛みが第一に考えられます。しかし、数日後にも運動痛が残るようであれば、可動域を超えるような大きな開口や長時間の開口により、顎関節の捻挫や咀嚼筋のDOMS(遅発性筋痛)が生じた可能性も考える必要があります。

 ●DOMS(Delayed Onset Muscle Soreness:遅発性筋痛)

筋肉を長時間使用したり、普段使用しない筋肉を急に使用したり場合など、1~2日後に起こる筋肉痛です。

※参考書籍
 「筋の生理から運動指導・手技療法まで 歯科臨床が変わる筋機能学こと始め」
 竹内 正敏  砂書房

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