Question

脳卒中を発症し、3カ月が経過しました。歯がとても痛いのですが、どうしたらいいですか?原則6ヶ月は歯医者での処置は控えたほうがいいと聞いていますが…。

Answer

脳卒中の患者さんへの歯科治療は、原則発症後6ヶ月間は局所麻酔を要する歯科治療を避けるべきとされていました。

しかし、近年では決して安静が脳卒中の患者さんに良い影響を与えるわけではないことが指摘されており、全身状態が安定した場合には早期のリハビリ開始が推奨されています。歯科治療についても、必要があれば早期に歯科治療を開始すべきとされていますが、血圧や服用薬剤、後遺障害に対する配慮が必要になるため、脳卒中発症後1カ月以内の急性期に抜歯などの観血的歯科治療を要する場合は、病院歯科での受診・治療が望ましいでしょう。

 

※参考書籍
 「病気をもった高齢者が歯科に来院されたときに読む本」
 著 松村香織 クインテッセンス出版株式会社

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