Question

バイオフィルムってそのままにしておいても大丈夫ですか?

Answer

バイオフィルムは自分たちを外の侵入(環境)から守るために、ぬるぬるの状態になります。たとえば、台所などの水回りにおいて掃除を怠っているというぬるぬるする箇所ができたりしますが、その場所にはバイオフィルムは形成されているのです。

バイオフィルムはぬるぬるの状態で外部の環境から自分たちの身を守ると同時に、外部からの栄養を吸収して大きくなる一方、老廃物や自分たちに害となる物質を排出するルートを形成します。つまり、細菌の集まりであるバイオフィルムは自分たちで成長しているかのような振る舞いをするのです。放っておけば、外の栄養を吸収し、勢力を広げていくのです。そして、このバイオフィルムが口の中、具体的には歯の表面に形成されれば、デンタルバイオフィルムとなります*)

デンタルバイオフィルムが口腔内に形成されてしまうと、免疫機能(唾液の中にはそうした成分が含まれています)においても排除できず、また、特定の抗菌薬などの薬剤も効果を発揮しなくなるのです。

*)奥田克爾. 続 史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク. 医歯薬出版. 2019.

 

※参考書籍

 「口にかかわるすべての人のための誤嚥性肺炎予防」

 米山武義 編著 医歯薬出版株式会社

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