Question

自分で首や肩の凝りを揉んでも楽にならないのはどうして?

Answer

首や肩の凝りは、前方頭位等の姿勢の悪さや、顎の開閉運動のオーバーワークでも生じます。自分で首や肩の凝りを揉んでみたことは誰しもがあると思います。しかし他の人に揉んでもらうほど効果はありませんよね。

筋機能学書籍の著者である竹中正敏さんの話をご紹介しましょう。

『生来歯ぎしりの癖があるのに加えて、本書の原稿を書くときなど、ついつい紙面に近づきすぎて前方頭位姿勢になるため、首や肩が凝ってしまいます。そこで何とかしようと考えて、自分で肩を揉んでみるのですが、これが思いのほか効果がないのです。他の人に揉んでもらうと楽になるのに、実に不思議に感じます。

と、ある日、私の知人のセラピスト(柔道整復師)が仕事の打ち合わせにやってきた時、この疑問をぶつけてみました。

彼の答えは、「あははは・・・・・、先生その時の格好をして、鏡を見てもらえますか?楽な姿勢に見えますか?」

やってみました。わかりました。首や体軸が傾いた実に窮屈な姿勢で揉んでいるのです。こんな姿勢では、時間をかけてやればやるほど肩凝りが悪化しそうです。

皆さんにアドバイスです。肩凝りは、たとえ猫の手を借りても、自分の手では揉まないことです。』

肩もみ

※参考書籍
 「筋の生理から運動指導・手技療法まで 歯科臨床が変わる筋機能学こと始め」
 竹内 正敏  砂書房

 

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