Question

歯が抜けてそのままにしておくと、口の中でどういう変化が起こるのですか?

Answer

歯は上下の歯が支え合いながら安定を保っています。
たとえ1本だけ歯が抜けたとしても、その安定は壊れていきます。
抜けた直後から歯肉がやせていき、隣の歯が移動したり傾いたり、反対の顎の歯が浮いてきます
そのまま放置し続けると、噛む力が弱くなったり、残った歯への負担が大きくなったりし、他の歯を失うことにつながります
歯並びが悪くなることにより、歯と歯の間にできた隙間などに食べかすがつまりやすくなり、歯磨きなどケアがしにくくなり、お口の中はむし歯や歯周病が発症しやすい環境になります。
さらに噛み合わせのバランスが崩れると、顎や周囲の筋肉に無理な負担をかけ、顎関節症や、姿勢の歪みから不調を訴える例も出てきます。

早い段階で適切な処置をすることで悪影響の拡大を止めることができます。
方法としては保険内ではブリッジ、入れ歯、可能であれば親知らずの移植、自費ではインプラントという4つの方法があります。

歯が抜けた状態の変化 図説

倉岡

※参考書籍
 「Professional Dentistry STEP3」
 監修 木原 敏裕   クインテッセンス出版株式会社

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