Question

入れ歯をすると吐き気がするのですが・・・

Answer

吐き気は、入れ歯が合っていないときに現れる典型的な症状の1つです。
この吐き気の主な原因は、義歯床後縁(義歯床の後ろの部分)が大きすぎて、敏感な軟口蓋(口蓋の奥の部分)に当たっていることです。
ほかにも、噛み合わせが悪かったり、入れ歯が不安定で噛む度に動いて吐き気がしたりする場合があります。あるいは、以前は入れ歯をしていても問題がなかったのに、最近になって吐き気がするようになったという人もいます。
これはもともと噛み合わせがちゃんと合っていなかった入れ歯が、時間が経つにつれて、ずれが大きくなり、軟口蓋を刺激するようになったからと考えられます。

吐き気の原因が義歯床後縁の大きさにある場合には、入れ歯の後ろを削って調整すれば吐き気は治まります。入れ歯の噛み合わせの悪さや、不安定という原因の場合でも、修理や調整によって症状を解消できます。なかにはこのような調整をしても、吐き気が治まらないという人もいます。このような人は、他の人と比べて軟口蓋がとても敏感だと思われます。その場合は、喉に近い口蓋部分をくり抜いた無口蓋入れ歯を使うと有効です。

※参考書籍 「入れ歯名人」 田中 久敏 監修 海苑社

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