Question

いろいろな歯みがき剤がありますが、効果はあるのですか?

Answer

現在、歯みがき剤のなかにはさまざまな効用をねらった成分が配合されています。
“細菌をやっつけます”と抗菌薬が入っているもの
“タバコのヤニを取ります”と研磨剤がたくさん入っているもの
“歯石がつきにくくなります”とピロリン酸ナトリウムが入っているもの
“口臭予防”と塩化亜鉛が入っているもの
などなど、たくさんの歯みがき剤がありますが、どれも実験をすると多少の効果はあるようですが、確実に有効であるものはフッ化物です。
歯みがき剤に含まれるフッ化物はブラッシング中に出てくる唾液でどんどん薄められ、最後は吐き出されてしまうので、口腔内に残る量はごくわずかです。しかしながら、ブラッシング後2時間くらいまで0.1~0.05ppm程度の微量なフッ化物が残っていれば十分むし歯の予防効果があることがわかっています。
就寝前にフッ化物がお口の中に残っていると、寝ている間は唾液が出ないのでフッ化物濃度が相対的に高くなります。つまり、唾液の出ないハイリスクの時間にフッ化物が歯を守ってくれるのです。また、唾液で洗い流されない、唾液の影響が及びにくい部位にフッ化物が停滞してくれます。つまり、唾液の影響しにくい部位を守ってくれます。

※参考書籍 「ペリオバカ養成講座~学びの門戸を開くための100の質問~」
      山本浩正 著 医歯薬出版株式会社

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