Question

歯科でもらうお薬について、赤ちゃんへの影響は大丈夫ですか?

Answer

お薬の安全性については、お腹の赤ちゃんに実際に試してみるわけにいかないため、確認されているお薬はありません。歯科では、比較的安全性が高いとされるお薬を、その効果が赤ちゃんへの影響を上回ると判断した場合に限り、必要最小限の処方をしています。

■抗菌薬

比較的安全性の高いのがペニシリン系やセファム系の抗菌薬です。ペニシリン系やセファム系の抗菌薬にアレルギーがあるかたには、マクロライド系の抗菌薬が第2選択肢となります。治療上の効果がお腹の赤ちゃんへの影響を上回ると判断される場合に、最小限を処方します。

■消炎鎮痛剤

比較的安全に使用できるとされているのがカロナール、アルピニー、ピリナジン(アセトアミノフェン)です。「妊娠中比較的安全に使用できる」とされていますが(「産婦人科診療ガイドライン産科編2014」)、痛みがありどうしても必要なときにだけ、最小限を処方します。

※参考書籍
 「nico 2018.5 クインテッセンス出版株式会社」

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