詰めもの・被せもの

Q1 歯周病で抜歯しました。大ショックです。すぐにブリッジにしたいのですが、隣の歯も少しグラつくので、歯周病の治療が終わってから入れるそうです。すぐにブリッジが入らないものでしょうか?
A1 快適に使い続けられるブリッジにするには噛む力を支える支台歯がしっかりしていることが最低限の条件です。ブリッジをより長く快適に使うには支える歯の健康が最重要なのです。グラつく歯を支台歯にすると噛む力を支えられず、かえってこの支台歯まで傷めてしまいます。治療後に入れることをおすすめします。

※参考書籍 「nico 2009.9 クインテッセンス出版株式会社」
Q2 真ん中の前歯を2本失いました。そうしたら、隣の歯だけでなく犬歯まで削って土台4本分、計6本を連結する必要があるそうです。ずいぶん長いブリッジになってしまいます。いったいなぜこうなってしまうのでしょうか?
A2 歯の強さは、歯の種類ごとにさまざま。失った歯や支台歯になる歯の強度の指標をもとに、適正な耐久性のあるブリッジが設計されています。

※参考書籍 「nico 2009.9 クインテッセンス出版株式会社」
Q3 保険の前歯ブリッジって白くできますよね?裏側も白いのですか?
A3

保険の治療では表側が白いレジン(歯科用プラスチック)で裏側には金属が見えます。耐久性を持たせるために、金属のフレームで裏打ちしてあるからです。裏も全部白い審美治療のブリッジはオールセラミックスでしたら可能です。違いをご紹介します。

1.レジン前装冠ブリッジ(保険治療)

金属(金銀パラジウム合金)のフレームに白い硬質レジン(歯科用プラスチック)が盛ってあり、金属を使うことで十分な強度を確保しています。見える部分は白く、歯の裏側には金属のフレームが見えます。金属の影響で、時間がたつと支台歯とかぶせ物の継ぎ目あたりが黒くなってしまうことがあります。レジンは水分を吸うため、長く使っているうちに黄ばんできますが、近年のいちじるしい品質向上により、変色しにくくだいぶ改良されてきました

2.メタルボンドブリッジ(自費治療)

金属のフレームに白いセラミック(陶材)を貼ってあります。自然なツヤがあり、着色や黄ばみが起こりにくい素材です。金属のフレームがある分、十分な強度があります。ただし金属のフレームを使っているため、セラミック本来の光の透過性は残念ながらありません。フレームに金を使うと歯の色がぐっと明るくなり、銀色の金属を使うと暗めに見えます。また、裏から見ると少しだけ金属のフレームが見えますが、それほどは目立ちません

3.オールセラミックスブリッジ(自費治療)

すべてが白いセラミック(陶材)でできています。自然なツヤがあり光を通すので、口もとに明るい印象を与え、うつくしい仕上がりが期待できます。汚れにくく、着色や黄ばみが起こりにくい反面、硬くて割れやすい面があるので、噛み合う歯を傷めないよう、また過剰な力がかからないよう十分配慮して治療を行います。メタルフリーなので金属アレルギーの心配がありません

※参考書籍 「nico 2009.9 クインテッセンス出版株式会社」

Q4 ブリッジがむし歯になって再治療中です。作りものの歯がむし歯になるなんて、思ってもみなかったのですが・・・。
A4 支台歯がすでに神経を取ってある歯の場合、むし歯になっても痛みを感じません。そのためむし歯の発見が遅れがちです。ブリッジの治療後も定期的に歯科医院のメインテナンスを受け、むし歯菌を減らしてお口の環境を良好に保っていきましょう

※参考書籍 「nico 2009.9 クインテッセンス出版株式会社」
Q5 ブリッジの周りは歯みがきがむずかしくて困ります。なにかいいグッズはないですか?
A5

使いやすいケア用品がありますので、ご紹介しましょう。

むし歯になりやすい支台歯の根元のケアに! ワンタフトブラシ
ワンタフトブラシ
むし歯になりやすい支台歯の根元に溜まったプラークを除去します。歯ブラシでは掃除しにくい狭いミゾにも簡単に届きます。かぶせ物の根元を、歯ブラシよりもソフトに掃除することができ、ブリッジや歯ぐきを傷めにくいおすすめグッズです。
汚れが溜まりやすいポンティックの隙間に! スーパーフロス
スーパーフロス
ブリッジは連結しているためふつうのフロスではうまく通りません。でも、はしが固くなったスーパーフロスなら簡単に通ります。ポンティックの下に通して、毛糸のようにフワフワとした部分で拭くように動かすと食べかすやプラークをしっかりと除去できます。ブリッジを傷めにくいおすすめグッズです。
ワイヤーでこすらないよう注意! 歯間ブラシ
歯間ブラシ
汚れの溜まりやすいポンティックの隙間を掃除しましょう。ただし、ブリッジや周りの歯を歯間ブラシのワイヤーで傷めやすいので注意が必要です。ガリガリと傷つけるとかえって汚れが溜まりやすくなってしまいます。
ふつうのフロスもこれで使える! フロス 裁縫のときに使う糸通しのような使い方をします。フロス通しを使えば、ふつうのフロスでもポンティックの隙間に簡単に通すことができます。ブリッジの面に沿うようにフロスを動かしましょう。
むし歯になりやすい支台歯の根元のケアに!
ワンタフトブラシ
ワンタフトブラシ
むし歯になりやすい支台歯の根元に溜まったプラークを除去します。歯ブラシでは掃除しにくい狭いミゾにも簡単に届きます。かぶせ物の根元を、歯ブラシよりもソフトに掃除することができ、ブリッジや歯ぐきを傷めにくいおすすめグッズです。
汚れが溜まりやすいポンティックの隙間に!
スーパーフロス
スーパーフロス
ブリッジは連結しているためふつうのフロスではうまく通りません。でも、はしが固くなったスーパーフロスなら簡単に通ります。ポンティックの下に通して、毛糸のようにフワフワとした部分で拭くように動かすと食べかすやプラークをしっかりと除去できます。ブリッジを傷めにくいおすすめグッズです。
ワイヤーでこすらないよう注意!
歯間ブラシ
歯間ブラシ
汚れの溜まりやすいポンティックの隙間を掃除しましょう。ただし、ブリッジや周りの歯を歯間ブラシのワイヤーで傷めやすいので注意が必要です。ガリガリと傷つけるとかえって汚れが溜まりやすくなってしまいます。
ふつうのフロスもこれで使える!
フロス
裁縫のときに使う糸通しのような使い方をします。フロス通しを使えば、ふつうのフロスでもポンティックの隙間に簡単に通すことができます。ブリッジの面に沿うようにフロスを動かしましょう。

※参考書籍 「nico 2009.9 クインテッセンス出版株式会社」

Q6 古い詰め物が取れて、ずっと放っておいたら反対側の新しい詰め物も取れちゃいました。歯医者さんの腕が悪かったのでしょうか?
A6

詰め物が取れたまま放置していると、反対側のも取れるのはよくあることです。噛み合わせの変化で力のかかり方が偏ったり、片方でばかり噛むために起こりがちなのです。腕が悪かったわけではないと思いますよ。

※参考書籍 「nico 2012.9 クインテッセンス出版株式会社」

Q7 付けたばかりのインレーがとれました。なぜでしょう?
A7

「すぐに」ということであれば、以下のような問題が考えられます。

  1. 歯に対する形成の不備
  2. インレーの適合不良
  3. セメント装着時のエラー
  4. 歯にかかる大きな力
  5. 噛む面の形態不備
Q8 詰めもの・被せものが外れた時、どんなことに気をつけたらよいですか?
A8

受診するまで対処法

外れた補綴物はティッシュで包んでしまうと誤って捨ててしまうこともあるので、容器、なければラップで保管し、受診の際に持参して下さい。

受診するまでにしてはいけないこと

1.外れた補綴物を再び歯に戻すこと

再び外れ、補綴物を誤飲することがあるため

2.市販の接着剤を使用してくっつけること

●唾液や細菌を閉じ込めて状態が悪化する
●きちんと装着できない
●接着剤でつけた補綴物をとるため、新たな治療が必要となる

飲み込んだ場合の対処法

多くの場合は、胃に入り排泄されるようですが、気管支や肺、腸などで引っ掛かったり、入り込んだりすることも考えられます。
念のため、かかりつけの歯科医院でご相談されるか、内科で肺やお腹の状態をみてもらって下さい。

Q9 保険の銀歯(金属冠)について教えてください。
A9

材質

「金銀パラジウム合金」と「ニッケルクロム合金」の2種類が指定されています。

価格

約3000~5000円です。(3割負担の場合)

メリット

金属なので強度が高い。保険適用なので安価。

デメリット

見た目が良くない。
時間が経つと歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性がある。
表面にプラークが付着しやすく、むし歯・歯周病の原因になる。

治療期間

最短2回(型取り→装着)

平均耐用年数

2~5年(材料そのものの劣化)

平均使用年数

7.1年(トラブルが起こるまで)
※トラブルなしの方もいるので、あくまで目安です。

Q10 保険で使う「銀歯」って銀なんですか?
A10

現在保険適用されているものの中で1番多く使用されているのは、12%金銀パラジウム合金という金属です。これは、金12%銀46%パラジウム20%銅20%、そして少量のスズ亜鉛などが含まれています。金属なので強度が強く、ほとんどの部位に使用できますが、見た目が悪く、アレルギーなどを引き起こす可能性もあります。

河口

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