Question

ノンメタルクラスプデンチャーのメインテナンスってどんなことをするのですか?

Answer

パーシャルデンチャーを装着すると、残存歯や顎堤、咬合関係を保全することに十分配慮しなければなりません。メインテナンスでは、義歯の動きを必ず確認し、早めのリラインを心がけていきます。当初1~2ヶ月は短期的なメインテナンスを行い、研磨面に傷はないかゆるみはないか義歯の清掃に問題ないか歯頸部歯肉の発赤・炎症はないかなどをチェックします。安定していれば、3ヶ月から半年程度のメインテナンスに移行します。

なお、レジンクラスプを新たに製作して義歯に組み込む場合、メタルクラスプよりも複雑になってきますので、コストを考えると再製作したほうがよいときもあります。(技工作業も難しくなります)

義歯の材料もアクリル系レジンと比べると変色しやすく、傷もつきやすい特徴がありますが、日々の患者さん自身の手入れも大切です。柔らかめのブラシでのデンチャープラークの除去と、義歯洗浄剤の継続使用を徹底しましょう。レジンクラスプは曲げなおすことができないため、継続使用で徐々に維持力が低下してしまいます。

※参考書籍
 「ノンメタルクラスプデンチャー 長く使える設計の原則からメインテナンスまで」
 谷田部 優 著  クインテッセンス出版株式会社

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