Question

睡眠時無呼吸症候群やいびき不眠症にはどんな人がなりやすいのですか?痩せていると、いびきをかきませんよね?

Answer

たしかに舌がスリムな分、リスクは少ないです。でも、あごが小さくて口のなかが狭いかたは痩せていても舌が口のなかに収まりきらず年齢とともにいびきが増えることも。主なリスクについてご説明しましょう。

1.太っている

太ってボリュームのある舌が下がると、大きなフタとなって空気の通り道を塞いでしまいます。睡眠時無呼吸症候群のかたはもちろん、いびきで不眠症のかたも、合併症のリスクを軽減するためダイエットに励みましょう。

2.口を開けて寝る

鼻炎のあるかた、鼻呼吸が苦手なかたは、就寝中も口が開きがち。すると舌が下がりやすく、軟口蓋も舌と連動して下がるため、気道が閉塞しやすいのです。鼻炎を治療し、なるべく鼻呼吸のクセをつけましょう。感染予防にも効果があり、一石二鳥です。

3.あごが小さい

下あごが小さく小顔のかたは口のなかが狭く、舌が就寝中に下へはみだして気道を閉塞させてしまうことがあります。痩せていてもいびきをかき不眠症になっていることがあるので、早めに検査を受け、治療を開始しましょう。

4.鼻が小さい

鼻が小さく低いかたは、鼻腔が狭く、通気性の点で不利な面があります。逆に、鼻が大きく鼻梁の高いかたは鼻腔が広く、通気性がよいため有利です。
顔の前後に奥行きがあり、口のなかが広いかたは、概して舌の収まりがよく、その点でもリスクは低くなりやすいです。

5.扁桃が大きい

のどの奥の両側に大きな扁桃があると、舌同様、就寝中に下がって気道閉塞の原因になります。
診断の結果必要な場合は、健康に影響が出てしまわないうちに、切除してしまうとよいでしょう。

※参考書籍 「nico 2013.7 クインテッセンス出版株式会社」

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