Question

糖尿病患者におけるインプラント治療は、生存/成功率が低いと聞きました。本当ですか?治療しない方がよいのでしょうか?

Answer

まだはっきりと「糖尿病はインプラント治療におけるリスクである」とは言えません。

糖尿病患者におけるインプラント治療は、さまざまな角度から検討したところ禁忌症とはいえず、十分に注意して行うことにより非糖尿病患者と同様にインプラント治療が行えるかもしれません。

しかし、創傷治癒不全や易感染性を甘くみてはならず、インプラント治療が重篤な併発症を引き起こすリスクとなりうることを否定することはできません。そのため、血糖値のコントロールをしっかりと行うことのできる患者にインプラント治療は行うべきであり、医科との連携を図りながら治療は行われるべきであると考えます。

日本口腔インプラント学会が刊行している治療指針(2016年度版)は、空腹時血糖:140mg/dL以下、ケトン体(-)、HbA1c:6.9%(NGSP値)未満の者にインプラント治療は行われるべきであると示しています。

※参考書籍
 「インプラントの迷信と真実」
 中居伸行、大月基弘 著  クインテッセンス出版株式会社

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