Question

薬を飲み続けるとだんだん効かなくなるというのは本当ですか?

Answer

 薬の種類によっては、薬がだんだん効かなくなることもありえます。
このような状態を「耐性」といいます。

ある薬剤に対して耐性ができる原因は、大きく2つに分けることができます。一つは「薬の標的であるタンパク質自体の数が減ってしまう」、そしてもう一つは「薬が排泄される速さが変化する」というものです。

 

また、抗生物質に対して抵抗性をもち、薬が効かなくなった細菌についても「耐性」という言葉を用います。このような菌を「薬剤耐性菌」といいます。中には、多くの薬剤に対して耐性をもった「多剤耐性菌」という細菌もあります。効果のある抗生物質が少なく、排除がむずかしい厄介な細菌です。

 

※参考書籍

 「Newton 2015年8月号」 株式会社 ニュートン プレス

お探しの情報は何ですか?

オススメ情報ランキング

医院情報

医院写真

〒750-0016
山口県下関市細江町1-3-2
TEL 083-231-1182
E-mail info@kato.or.jp

アクセスマップ

受付時間(日曜・祝日定休)
平日/午前9:00~ 午後6:30
木曜・土曜/午後1:00まで

関連記事

このページを見た人は以下のページも見ています