治療内容・方法について

Q181 今度子どもがパノラマレントゲンを撮ります。被ばく量ってどれくらいですか?
A181

約0.01mSvとされていますので、私たちが宇宙や大地から受ける自然被ばく量(年間)の約200分の1、東京~ニューヨーク間を飛行機で往復する際の被ばく量、約0.2mSvの20分の1程度、と考えるとわかりやすいかもしれません。お子さんのレントゲンは、放射線量を減らして撮影しますし防護エプロンをすればさらに被ばくを減らせます。

※参考書籍 「nico 2017.8 クインテッセンス出版株式会社」

Q182 セレックの施術時間を教えて下さい。
A182

まずセレックの流れについてご説明します。

1.形成

 歯を削ります。
 むし歯の大きさや歯の形によって時間が違いますのでご了承下さい。

2.光学印象採得(10~15分)

 削った歯をカメラで撮影します。

3.設計(10~15分)

 撮影した画像をコンピュータ内に読み込み、3D立体映像で表示します。
 そのデータを元に被せ物を設計していきます。

4.ミリング(15~20分)

 セラミック(セレック)のブロックを削ります。
 ブロックや被せ物の大きさによって時間が異なります。

5.装着、調整、研磨(20~25分)

 セメントでお口の中に装着した後、咬み合わせなどを調整し、
 最終的なつや出しを行います。

以上の流れを含んで、セレックを1本お作りするのに、全体で1時間半程度でセットすることが可能です。 詳しくは、当院のセレックの小冊子にも記載しておりますので合わせてご覧になられてみて下さい。

Q183 金属床を一生使いたいのですが、使えますか?
A183

金属床は特殊な金属を使用しているので、たわみ、ゆがみ、破折などほとんどなく、保険の入れ歯と違い食べ物の温度も感じることができます。
しかし、この優れた金属床でもそのままにしておくといずれ合わなくなってしまいます。
年齢と共に歯ぐきはやせてきますし、バネを掛けている歯にはどうしても負担が掛かってしまいます。
万が一、合わなくなってしまった場合でも、裏打ちなど何らかの対応をしていきますが定期的なメンテナンスがとても大切になってきます。
当院では、半年に一度のメンテナンスをおすすめしております。お気軽にお越し下さい。

河口

Q184 インプラントの手術には、入院が必要ですか?
A184

当院で行う手術には、入院は必要ありません。
手術後2、3日は安静にして頂いた方が治りは良くなります。

河口

Q185 ラミネートベニアって何?
A185

ラミネートベニアの治療では、クラウンを被せるよりはずっと削る量が少なくてすみますが、基本的には薄くエナメル質を削らなければなりません。また、強い力が加わると剥がれたり欠けたりすることがあります。定期的にメインテナンスを受け、治療を長持ちさせていきましょう。

※参考書籍 「nico 2012.11 クインテッセンス出版株式会社」

Q186 セレックではコンピュータで修復物を製作するそうですが、大丈夫なんですか?
A186 実はコンピュータの方が精度が高いんです! 従来の修復物を製作する過程の中で、歯型を取る時、石膏模型を製作する時、修復物を製作する時で誤差が生じています。 セレックならば、上記の過程がないため誤差が少なく、精度の高い修復物が出来上がるのです。
Q187 麻酔後1日たってもまだしびれるのですが…?
A187 大学病院などのペインクリニックに行くことをおすすめします。麻酔注射がもとで起こることは大変まれですが、神経が傷付いてしまった可能性があります。
多くの場合はビタミン剤の服用で回復しますが、まれに手術で神経をつなぐこともあります。

※参考書籍 「nico 2007.12 クインテッセンス出版株式会社」
Q188 エックス線写真ってなぜ撮るの?
A188

歯科の病気は、見かけだけではわかりません。むしろ歯ぐきやあごの骨(歯槽骨)の下に隠れて進んでいることが多いのです。そのため、病気の発見と、検査、診断、治療にはエックス線撮影が欠かせません。歯や歯槽骨、あごの骨格などを撮影し、むし歯や歯周病、歯の破折、萌出異常、そして矯正治療からインプラント治療まで、ありとあらゆる歯科治療に役立てられています。歯科のエックス線写真にはデンタル、パノラマ、CTほかさまざまな種類があり、それぞれの特徴に応じて使い分けられています。

※参考書籍 「nico 2011.8 クインテッセンス出版株式会社」

Q189 詰めもの・被せものが外れた時、どんなことに気をつけたらよいですか?
A189

受診するまで対処法

外れた補綴物はティッシュで包んでしまうと誤って捨ててしまうこともあるので、容器、なければラップで保管し、受診の際に持参して下さい。

受診するまでにしてはいけないこと

1.外れた補綴物を再び歯に戻すこと

再び外れ、補綴物を誤飲することがあるため

2.市販の接着剤を使用してくっつけること

●唾液や細菌を閉じ込めて状態が悪化する
●きちんと装着できない
●接着剤でつけた補綴物をとるため、新たな治療が必要となる

飲み込んだ場合の対処法

多くの場合は、胃に入り排泄されるようですが、気管支や肺、腸などで引っ掛かったり、入り込んだりすることも考えられます。
念のため、かかりつけの歯科医院でご相談されるか、内科で肺やお腹の状態をみてもらって下さい。

Q190 チクチクとする治療ばかりしていてちっとも治療が終わりません。なぜこんなに長く治療するのですか?
A190

歯の内部に入った細菌を徹底的に取り除くためです。大ざっぱな掃除でよいのならたしかに仕事は早く終わりますが四角い部屋を丸く掃いたような治療では取り残したしつこい細菌によってむし歯が再発するリスクが高くなってしまいます。

※参考書籍 「nico 2009.4 クインテッセンス出版株式会社」

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