審美

Q21 ホワイトニングについて教えて下さい。
A21

未治療のむし歯や亀裂がなく、歯根の完成した永久歯(萌出後5年程度)であれば、通常何歳でも受けられます。ただし、クラウンや詰め物はブリーチできませんので、ホワイトニングをしたあと、その白くなった歯に色を合わせて入れ直すことになります。ホワイトニングの効果が薄れてきたら必要に応じて追加ホワイトニング(タッチアップ)します。薬剤の効果が高いほど知覚過敏が出やすいですが、最近はマイルドで効果のある薬剤が増えています。
「歯の色を白くしたい」と研磨剤でゴシゴシこする人がいますが、大切なエナメル質が薄くなって歯にダメージを与えるだけでなく、象牙質が透けて歯の色が濃く見えてしまうことも。
こすりすぎる前にホワイトニングにトライしましょう。

※参考書籍 「nico 2012.11 クインテッセンス出版株式会社」

Q22 セレックは今までの噛み心地とどう違うのですか?
A22

従来は技工士の手作業によりセラミックの材料を盛り上げて作っていました。そのため、製作日数や強度に問題がありました。セレックは工場で生産された強度が均一で安定したセラミックブロックを機械で削って作りますので、割れにくくなっています。また、お口の中をカメラで直接撮影するので、精密に再現することができ、自然な噛み心地を実感できます

Q23 セレックの施術時間を教えて下さい。
A23

まずセレックの流れについてご説明します。

1.形成

 歯を削ります。
 むし歯の大きさや歯の形によって時間が違いますのでご了承下さい。

2.光学印象採得(10~15分)

 削った歯をカメラで撮影します。

3.設計(10~15分)

 撮影した画像をコンピュータ内に読み込み、3D立体映像で表示します。
 そのデータを元に被せ物を設計していきます。

4.ミリング(15~20分)

 セラミック(セレック)のブロックを削ります。
 ブロックや被せ物の大きさによって時間が異なります。

5.装着、調整、研磨(20~25分)

 セメントでお口の中に装着した後、咬み合わせなどを調整し、
 最終的なつや出しを行います。

以上の流れを含んで、セレックを1本お作りするのに、全体で1時間半程度でセットすることが可能です。 詳しくは、当院のセレックの小冊子にも記載しておりますので合わせてご覧になられてみて下さい。

Q24 ラミネートベニアって何?
A24

ラミネートベニアの治療では、クラウンを被せるよりはずっと削る量が少なくてすみますが、基本的には薄くエナメル質を削らなければなりません。また、強い力が加わると剥がれたり欠けたりすることがあります。定期的にメインテナンスを受け、治療を長持ちさせていきましょう。

※参考書籍 「nico 2012.11 クインテッセンス出版株式会社」

Q25 セレックではコンピュータで修復物を製作するそうですが、大丈夫なんですか?
A25 実はコンピュータの方が精度が高いんです! 従来の修復物を製作する過程の中で、歯型を取る時、石膏模型を製作する時、修復物を製作する時で誤差が生じています。 セレックならば、上記の過程がないため誤差が少なく、精度の高い修復物が出来上がるのです。
Q26 歯医者に行くとやたら自費の被せものであるセラミックを勧められます。どうしてですか?
A26

セラミックスはアマルガム、レジン、金合金と比較して表面が滑沢であるという特徴があります。各材質の表面が滑沢であるほどプラークや糖の付着は大きく減少します。

つまりセラミックスという材質は細菌だけでなく細菌の「餌」さえもが付着しにくいことになります。したがって、セラミックスと生体上皮によって生物学的封鎖ができている症例においては、歯科的にベストな材質であるといえます。

Kawai K,  Urano M. Adherence of plaque components to different restorative materials. Oper Dent 2001 ; 26(4) : 396-400.

また、金属やプラスチックなどに比べて、セラミックスは表面が滑沢で生体親和性が高いという特徴があります。そのため、被せものはセラミックスがおすすめです。

 

※参考書籍
 「基礎と臨床がつながる歯周解剖」
 牧草一人 クインテッセンス出版株式会社

Q27 セレックとハイブリッドの違いを教えて下さい。
A27

使用する材質が違うため、以下のような相違点があります。

●セレック

オールセラミック(全てがセラミック陶材)を使用するため、透過性が大変優れていて、着色・磨耗はほとんどありません。

●ハイブリッド

セラミック陶材とレジン(硬質のプラスチック)を混ぜ合わせた材質を使います。オールセラミックと保険適応のレジンの中間の性質持っており、保険のレジンに比べ着色も磨耗もありませんが、オールセラミックには劣ります。

Q28 治療した後にセレックを入れたいのですが、どれ位もちますか?
A28 セラミックは天然の歯と同等か、ブロックによってはそれ以上の強度を誇ります。また、変質・変色をしない特性をもっているので、一度入れたものはお口の中で安定した状態を長く維持します。10年以上の残存率は90%を上回る、というデータも出ています。
ただ、その周りの歯周組織は生活習慣や体調などで変化する事がありますので、歯科医院での歯石除去など、定期的なメンテナンスが必要不可欠といえます。
当院では4カ月を目安にのご案内をしています。
完全予約制となっておりますので、詳しくはスタッフまでお気軽におたずね下さい!!
Q29 セレックとホワイトニングを考えています。どちらを先に始めれば良いでしょうか?
A29

ホワイトニングを先にされるのをオススメします。なぜなら、セレックを被せてしまうと、セレックはホワイトニングでは色が変化しないからです。

初めにホワイトニングをし、ご自分の希望する白さまで定着させ、その色に合わせてセレックを入れられると良いと思います。

ただし、あまり大きいむし歯があるのにそれを放置したままホワイトニングをされると、しみたりすることがありますので、それは先に治療された方がよいでしょう。

様々なシチュエーションが想定されますので、お気軽にスタッフまでお尋ねください。

Q30 セレックを入れたいのですが、変色はありますか?また、汚れが付着した場合、削るor取り替える以外に方法はありますか?
A30 セレックそのものは、色が変わる事はありません。
セレックの汚れについては、表面に付着しただけであれば、クリーニングなどで落とすことが可能です。
セレックをお入れした直後の状態のままきれいに保つには、日頃のお手入れだけでなく、プロによるメンテナンスも大切です。
そのためには、当院でのをおすすめ致します。
お気軽に当院スタッフにお尋ね下さい。

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