歯の欠損

Q31 歯の吸収にはどのような特徴がみられますか?
A31

次のような特徴があります。

  • 無症候性(炎症が原因の場合には症状が現れる)
  • 内部吸収は生活歯もしくは部分的に生活反応が残っている歯にのみ起こる
  • 外部吸収は生活歯、失活歯ともに起こりうる
  • 歯髄腔と口腔内が交通するまで、吸収そのものによって歯髄が失活することはない
  • 通常、ゆっくりと間欠的に進行するが、時にきわめて速く吸収する場合がある
  • 動揺や病的破折が起こる
  • ピンクスポット:歯冠を通して歯髄が透けて見える
  • アンキローシス(歯と骨の癒着)
  • X線透過性の亢進と歯質の喪失

※参考書籍
 「66症例に学ぶ 歯科臨床の問題解決」
 Edward W. Odell 医歯薬出版株式会社

Q32 上顎洞口腔瘻の原因は何ですか?
A32

大部分の上顎洞口腔瘻は抜歯によって生じます。上顎大臼歯の抜歯では10%に上顎洞との交通が生じますが、遷延化して瘻孔を形成するのはわずか0.5%です。その他の原因としては、口腔内や上顎洞に発生する腫瘍などがあります。

※参考書籍
 「66症例に学ぶ 歯科臨床の問題解決」
 Edward W. Odell 医歯薬出版株式会社

Q33 抜歯後に上顎洞口腔瘻が形成されやすくなる原因として、どのようなものがあるでしょうか?
A33
  • 歯根と上顎洞との近接、大きな上顎洞形態
  • 難抜歯、歯根の肥大や彎曲
  • 歯根肉芽腫や歯根嚢胞のような根尖病巣
  • 歯周炎や歯内-歯周病変による骨吸収
  • セメント質増殖症
  • 局所感染もしくは腐骨
  • 易感染症(例:糖尿病)
  • ドライソケットもしくはその他の治癒不全
  • 加齢
  • 上顎洞内にすでに存在している病変(これが重要な要因であることはほとんどない)

※参考書籍
 「66症例に学ぶ 歯科臨床の問題解決」
 Edward W. Odell 医歯薬出版株式会社

Q34 上顎洞口腔瘻の所見や症状にはどのようなものがありますか?
A34

症状は瘻孔の大きさによって異なります。抜歯直後は抜歯窩に局在する痛みが続きますが、後に炎症が落ち着いてくると、瘻孔は痛みを伴わなくなります。痛みが強い場合は、感染など他の要因が疑われます。抜歯窩が空洞になっているか、抜歯窩を通して上顎洞粘膜が口腔内に脱出している可能性があります。

最も特徴的な症状は、飲食時における口腔から鼻腔への液体の漏入や、鼻をかむ時の期待や液体の口腔への流入です。上顎洞内に侵入した唾液や食物、細菌が上顎洞炎を誘発し、症状は炎症の程度によって異なります。片側の鼻閉、膨満感、上顎骨の痛みや圧痛が典型的な症状です。

※参考書籍
 「66症例に学ぶ 歯科臨床の問題解決」
 Edward W. Odell 医歯薬出版株式会社

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