歯の欠損
Q31 | 上顎洞口腔瘻の原因は何ですか? |
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A31 | 大部分の上顎洞口腔瘻は抜歯によって生じます。上顎大臼歯の抜歯では10%に上顎洞との交通が生じますが、遷延化して瘻孔を形成するのはわずか0.5%です。その他の原因としては、口腔内や上顎洞に発生する腫瘍などがあります。 ※参考書籍 |
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Q32 | 抜歯後に上顎洞口腔瘻が形成されやすくなる原因として、どのようなものがあるでしょうか? |
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A32 |
※参考書籍 |
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Q33 | 上顎洞口腔瘻の所見や症状にはどのようなものがありますか? |
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A33 | 症状は瘻孔の大きさによって異なります。抜歯直後は抜歯窩に局在する痛みが続きますが、後に炎症が落ち着いてくると、瘻孔は痛みを伴わなくなります。痛みが強い場合は、感染など他の要因が疑われます。抜歯窩が空洞になっているか、抜歯窩を通して上顎洞粘膜が口腔内に脱出している可能性があります。 最も特徴的な症状は、飲食時における口腔から鼻腔への液体の漏入や、鼻をかむ時の期待や液体の口腔への流入です。上顎洞内に侵入した唾液や食物、細菌が上顎洞炎を誘発し、症状は炎症の程度によって異なります。片側の鼻閉、膨満感、上顎骨の痛みや圧痛が典型的な症状です。 ※参考書籍 |
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