歯ブラシ
Q1 | ブラッシングって効果があるの? |
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A1 | 歯ブラシで約半分のプラークが除去できて、フロスも追加すると約8割のプラークが除去できます。 ※参考書籍 |
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Q2 | どんな歯ブラシを使ったらいいですか? |
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A2 |
一般的には植毛部分が自分の親指くらいの幅で、小ぶりの物を選ぶと使いやすいです。 歯ブラシの裏側から見て、毛先が外側に広がっていたら交換しましょう。 |
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Q3 | 歯磨きは1日何回、何分したらよいですか? |
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A3 |
1日2回は最低でも磨いてください。最も大切なのは、夜寝る前に磨いてお口の中をキレイにすることです。 また、磨くタイミング(食後の歯磨き)として食後すぐより30分後に磨くといいでしょう。食後30分間は「お口の中を洗ってください」と脳が指示を出し、だ液の分泌がよいからです。 |
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Q4 | しっかり歯を磨いているつもりですが、どうして歯石がつくのですか? |
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A4 |
歯石は歯垢が硬くなったもので、唾液中のカルシウムと結合してできます。 その為、唾液が分泌される下の歯の舌側の歯の面と、上の歯の頬側に付きやすいです。 プラークで汚れている歯の表面の方がザラザラとしており、より歯石沈着は多いのですが、歯と歯の間や歯の凹部分など、沈着しやすい形のところでも、やはり歯石はついてくるようです。 毎食後歯磨きすると、歯垢はつきにくく、歯石になりにくいです。 ※参考サイト 「日本臨床歯周病学会」 |
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Q5 | 歯ブラシで歯ぐきを磨くと出血しますが、歯みがきをやめたほうがいいのですか? |
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A5 |
歯ぐきはやわらかい組織で、歯ブラシを軽く当てた程度で出血する場合は炎症を起こしていると考えられます。出血を怖がって歯磨きをしないと腫れはどんどん悪化します。 |
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Q6 | 歯磨き中に「オエッ」となるのはなぜですか? |
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A6 |
歯磨きやうがいで吐き気を起こすのは「嘔吐反射」であり、咽頭部への摩擦で起こります。 |
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Q7 | 塩で歯を磨くのはよくないのでしょうか? |
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A7 |
塩には歯ぐきを引きしめる効果があります。 人間の体の構成要素の一つとして「塩基」つまりイオンがありますが、この中に塩(塩化ナトリウム)が含まれています。 ただし、塩の結晶は硬度が高いので、唾液で溶ける前に歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。塩の粒子を小さくして歯や歯ぐきを傷つけないように加工してある塩入りの歯磨きペーストを使うことをオススメします。 |
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Q8 | 常在菌とはなんですか? |
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A8 | 常在菌とは、私たちのからだや口のなかに住みついている細菌や、カビのことです。 |
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Q9 | 「感染症の予防に歯みがきが効く」ってむし歯や歯周病以外にも効くってことですか? |
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A9 | 感染症は、口の外から入ってくるインフルエンザや風邪のウイルスなどのほか、口のなかにもともと住んでいる多種多様な常在菌によっても起きるんです。歯みがきでお口をきれいにしておくと肺炎や帯状疱疹、心内膜炎、院内感染など、さまざまな病気の感染予防にもなります。 |
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Q10 | バイオフィルムとはなんですか? |
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A10 | バイオフィルムとは、細菌が作るベタベタしてしつこく歯につく膜のことで、お口のなかにできた細菌の巣。 |
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