Question

骨粗しょう症の薬を服用していますが何か問題がありますか?

Answer

「からだの治療と、歯の治療は別物」と思っていませんか?ところが、からだの治療との治療にはとても深い関係があります。
全身疾患の治療のために飲んでいる薬が、歯科の治療に影響を与えることは、じつはしばしばあるのです。
ごく最近「重大な副作用を招くことがある」と明らかになった薬に、「ビスフォスフォネート系薬剤」があります。これは、骨粗しょう症の治療薬としてたいへんポピュラーで、また、がんの骨転移の治療にも使われているすぐれた薬です。
ところが、これを継続的に使っている患者さんが歯科の外科的な治療(たとえば抜歯など)を受けると、それをきっかけに、あごの骨が部分的に死んでしまい(壊死)、そのまま放っておくと、ばい菌が入って骨が腐ってしまうという重大な副作用を起こすおそれのあることが、最近明らかになりました。
歯科医院においでになったら服用しているお薬についてかならずお教えください!

※参考書籍 「nico 2010.10 クインテッセンス出版株式会社」

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