Question

脳梗塞を防ぐため抗血栓薬を飲んでいます。グラグラの歯を抜いてもらいたいのですが、しばらく薬を止めたほうがいいですか?

Answer

絶対に薬は止めないでください!もし脳梗塞が起きたらたいへんです。血液の凝固値を確認したり止血処置をしたりして安全に抜歯しますのでご安心ください。

代表的な抗血栓薬にはワーファリン、パナルジン、プラビックス、エパデール、バイアスピリン、イグザレルトなどがあります。

抗血栓薬

●抗血栓薬を飲んでいる方の歯科治療について

1.薬は決して止めないで!

「抜歯のとき血が止まらないと困るから」と休薬するのは止めましょう!抗血栓薬を休薬した方の100人に1人が血栓を原因とする発作が起き、そのうちなんと80%が亡くなるという報告があります。しっかりと止血処置をさせていただきますので、安心していつもどおりの服用を続けましょう。

2.医科の主治医を教えてください

抗血栓薬を休薬せず、安全に抜歯ができるように、歯科医師と持病の主治医が連携をとって歯科治療を進めます。ワーファリンによりINR(血液凝固値)の数値が高い場合、そして、その他の抗血栓薬の用量が多く抜歯がむずかしい場合は、歯科医師から医師に相談し、患者さんの体調に問題がない範囲で投薬のコントロールをお願いして、安全に抜歯するための準備をすることもあります。

また、診断の結果、歯科医院での抜歯が困難と判断される場合は、総合病院や大学病院の口腔外科など、入院施設のある歯科をご紹介する場合もあります。ご了承をお願いします。

3.ワーファリンを服用中の方はINR値の検査を教えてください

INR値とは血液の凝固指数です。医師にとってはワーファリンの投薬のさじ加減を決める重要な数値です。これを歯科医師にお教えください。また、血液検査を受けて当日のデータをお持ちいただけると「思ったより薬が効いていて血が止まらない」という事態を避けることができます。血液検査でINR値が3.0以下であれば、止血処置をしっかりし、服用を継続しながら抜歯することがガイドラインに示されています。また、抗血小板薬(アスピリンなど)を服用中の患者さんの場合も止血処置をすることで薬を止めずに抜歯が可能です。

細菌の抗凝固薬の新薬に、血液の凝固指数をINR値で測定できないものがあります。これについてはまだ抜歯のガイドラインがありません。新薬をお使いの患者さんは、今のところ総合病院や大学病院の口腔外科などの専門外来での抜歯をオススメします。なお、新ガイドラインは2015年3月発表の予定です。

4.止血処置をしっかりします。

前もって「抗血栓薬を飲んでいます」とお知らせいただいていると、止血の準備を万端に整えてご来院をお待ちすることができます。止血剤を抜歯した穴に入れ、傷口を縫合します。処置後しばらくはガーゼを噛んでいただき、しっかりと止血します。

※参考書籍 「nico 2015.3 臨時増刊号 クインテッセンス出版株式会社」

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