Question

味覚障害者はどのくらい存在するの?

Answer

ある大学の口腔診断科では、年間総数約12,000名の新来患者の中で、味覚障害を主訴として当科を受診する新来患者数は約50名程度であったという調査結果があります。

数値だけ見ると少ないように思われるかもしれませんが、この数は味覚障害を主訴として来院した患者さんの数であり、その他の主訴で来院した患者さんの中にも問診をしてみると味覚障害を抱える患者さんは数多くいます。

つまり、実際の味覚障害者は潜在的に数多く存在しているのですが、味覚障害を主訴として歯科医療機関を訪れる患者は少ないのが現状です。

また、味覚障害を主訴として最初に歯科を受診する患者は30%程度と少なく、残りの70%は内科や耳鼻咽頭科等を先に受診し原因不明と診断され治療も施されていない場合も少なくありません。

このような患者さんの中には、歯科的な診断・治療によって味覚が改善したケースも多く、歯科領域にとって味覚診療は重要です。

 

他にも次のような調査結果があります。

高齢者の味覚障害

養護老人ホームに入居し健常者と同様の自立した生活をおくっている65歳から94歳の高齢者71名(男性19名、女性52名)を対象とした味覚検査

高齢者の味覚障害割合

 

味覚異常感を自覚している者は71名中9名(12.7%)と少なく、味覚障害者の多くは味覚異常感を自覚していなかった。

 

 

若年者の味覚障害

大学歯学部入学直後の学生153名(男子103名、女子50名)を対象とした味覚検査

若年者の味覚障害の割合

 

味覚異常感を自覚している人は7.9%と少なく、味覚障害者の多くは味覚異常感を認識していなかった。

 

※参考書籍
 「月刊 小児歯科臨床 2012.3」 全国小児歯科開業医会(JSPP)

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