他疾病の治療中の方

Q51 ジェネリック医薬品のメリットとデメリットを教えて下さい。
A51

ジェネリック医薬品とは、特許が切れた医薬品(先発医薬品)の有効成分を用いて、他の製薬企業が開発したものです。ジェネリック医薬品の有効性については、製薬企業でさまざまな試験が行われており、それによって先発医薬品と効き目が同等であると認められたものだけが、厚生労働省によって承認されています。

ジェネリック医薬品は先発医薬品と比べて開発費が少ないため、安いというメリットがあります。

その一方で、デメリットもあります。
ジェネリック医薬品の中身を見ると、有効成分は確かに同じですが、それ以外の成分は同じではない場合があります。薬の中身は有効成分だけでなく、薬剤を安定させたり、薬剤の匂いを改善したりするために、多くの添加物が加えられています。これらの添加物にも特許がかけられているため、これらの特許が切れていなければ、同じ添加物を加えることはできないのです。

その結果、薬が吸収される量や、効き始めの時間が変わってくることもあります。実際にジェネリック医薬品に変更したことでアレルギー反応や効き目が悪くなったという例も報告されています。

 

もちろん、ジェネリック医薬品にも、先発医薬品と変わらないような優れた薬もあります。ただし、とくに抗がん剤や抗不整脈薬など作用の強い薬については、もしジェネリック医薬品に変更ができるとしても、医師や薬剤師とよく相談した上で変更するかどうかを決めるようにしましょう。

 

※参考書籍
 「Newton 2015年8月号」 株式会社 ニュートン プレス

Q52 歯科医院の問診票には近頃持病や持病の薬についての質問がありますね。けっこう面倒なのですが、必要あるんですか?
A52

持病の治療にとって大切な薬でも、歯科治療の際、副作用が出ることがあります。安全な治療をご提供したいので服用中の薬についてぜひ教えてください。

●持病のある方の歯科治療について

1.他科で受診中の治療について教えてください

問診票や、診療中の問診で、他科で受けている治療について教えてください。また、健康状態や持病の治療に変化があったら忘れずに伝えましょう。現在の病状や受診している病院名、主治医を教えていただけると、必要に応じて医師と連携をとって治療を進めることができます。患者さんに無理のない歯科治療をご提供するため、とても大切なことです。

2.お薬手帳をお持ちください

どんな持病の薬を飲んでいますか?何種類も飲んでいると問診票に書き込むのはたいへんです。そんなときは、お薬手帳をお持ちいただくか、薬の実物をお持ちください。持病の治療薬のなかには、歯を抜いたときに血が止まりにくくなったり、細菌感染を起こしやすいなどの副作用の出るものがあります。安全に歯科治療をするために必要ですので、必ずお伝えください。

3.自己判断で薬を休むのは危険です!

たとえば血液をサラサラにする薬(抗血栓薬)を飲んで血栓を予防している患者さんが、「今度歯を抜くから血が止まりやすいように」と急に服用を中断すると、血栓ができやすくなりとても危険です。休薬の検討が必要な場合は、歯科と医科の主治医が相談しますので、それまではいつもどおりの服用をお願いします。自己判断の休薬は命に関わりますのでやめましょう!

4.医科の検査をお願いすることもあります

持病のある患者さんが安全に治療を受けられるかを診断するために、歯科治療の内容によっては、医科で血液検査などを受け、結果をお持ちいただくことがあります。また、検査データによっては、総合病院や大学病院の口腔外科など、全身管理の設備が整っており院内で他科のサポートが受けられる病院歯科をご紹介する場合もあります。ご了承をお願いします。

※参考書籍 「nico 2015.3 臨時増刊号 クインテッセンス出版株式会社」

Q53 脳梗塞を防ぐため抗血栓薬を飲んでいます。グラグラの歯を抜いてもらいたいのですが、しばらく薬を止めたほうがいいですか?
A53

絶対に薬は止めないでください!もし脳梗塞が起きたらたいへんです。血液の凝固値を確認したり止血処置をしたりして安全に抜歯しますのでご安心ください。

代表的な抗血栓薬にはワーファリン、パナルジン、プラビックス、エパデール、バイアスピリン、イグザレルトなどがあります。

抗血栓薬

●抗血栓薬を飲んでいる方の歯科治療について

1.薬は決して止めないで!

「抜歯のとき血が止まらないと困るから」と休薬するのは止めましょう!抗血栓薬を休薬した方の100人に1人が血栓を原因とする発作が起き、そのうちなんと80%が亡くなるという報告があります。しっかりと止血処置をさせていただきますので、安心していつもどおりの服用を続けましょう。

2.医科の主治医を教えてください

抗血栓薬を休薬せず、安全に抜歯ができるように、歯科医師と持病の主治医が連携をとって歯科治療を進めます。ワーファリンによりINR(血液凝固値)の数値が高い場合、そして、その他の抗血栓薬の用量が多く抜歯がむずかしい場合は、歯科医師から医師に相談し、患者さんの体調に問題がない範囲で投薬のコントロールをお願いして、安全に抜歯するための準備をすることもあります。

また、診断の結果、歯科医院での抜歯が困難と判断される場合は、総合病院や大学病院の口腔外科など、入院施設のある歯科をご紹介する場合もあります。ご了承をお願いします。

3.ワーファリンを服用中の方はINR値の検査を教えてください

INR値とは血液の凝固指数です。医師にとってはワーファリンの投薬のさじ加減を決める重要な数値です。これを歯科医師にお教えください。また、血液検査を受けて当日のデータをお持ちいただけると「思ったより薬が効いていて血が止まらない」という事態を避けることができます。血液検査でINR値が3.0以下であれば、止血処置をしっかりし、服用を継続しながら抜歯することがガイドラインに示されています。また、抗血小板薬(アスピリンなど)を服用中の患者さんの場合も止血処置をすることで薬を止めずに抜歯が可能です。

細菌の抗凝固薬の新薬に、血液の凝固指数をINR値で測定できないものがあります。これについてはまだ抜歯のガイドラインがありません。新薬をお使いの患者さんは、今のところ総合病院や大学病院の口腔外科などの専門外来での抜歯をオススメします。なお、新ガイドラインは2015年3月発表の予定です。

4.止血処置をしっかりします。

前もって「抗血栓薬を飲んでいます」とお知らせいただいていると、止血の準備を万端に整えてご来院をお待ちすることができます。止血剤を抜歯した穴に入れ、傷口を縫合します。処置後しばらくはガーゼを噛んでいただき、しっかりと止血します。

※参考書籍 「nico 2015.3 臨時増刊号 クインテッセンス出版株式会社」

Q54 骨粗しょう症の薬を飲んでいますが、歯科治療にどんな影響があるのですか?
A54

ビスフォスフォネート製剤(BP剤)は、骨粗しょう症の治療薬として大変評価の高い薬です。たとえば、閉経後の女性の骨密度アップに飲み薬、乳がんや前立腺がんなどの骨転移を防ぐ薬として注射薬などが用いられています。

ところが、この薬を継続的に使っていると(3年以上使用するとリスクが高くなります)、抜歯などのキズがきっかけであごの骨が壊死するという副作用が起きることがわかっています。

頻度としては、とある大学の調査では飲み薬で0.3%程度(オーストラリアの調査では0.01~0.04%)と、それほど高いものではありません。しかしひとたび起こると難治性で、たいへんつらい副作用です。

「BP剤を飲んでいるのを知らずに歯を抜いてしまった」というようなことがあってはいけませんので、服用している場合は必ず問診票に書き、お薬手帳をお持ちください。

代表的なBP剤には、フォサマック、アクトネルがあります。

BP製剤

 ●骨粗しょう症の薬を飲んでいる方の歯科治療について

1.原因のひとつは細菌です。お口を清潔に!

すでにBP剤を飲んでいるかたは、毎日の歯みがきをていねいに行い、歯科のクリーニングに定期的においでください。お口の中の細菌は、あごの骨が壊死するリスクになってしまいます。そこで発症の予防に効果があるのが口腔ケアです。

これから服用するという方は、その前に歯科を受診し、抜歯などの必要な治療をあらかじめ済ませましょう。服用を開始してからも定期的にお口の健康チェックを受け、お口の清潔を保っていきましょう。

入れ歯によるキズも骨壊死のきっかけになります。キズや炎症を防ぐため、入れ歯の清掃をていねいにし、調整には定期的に通いましょう。

2.抜歯をするなら休薬してから。

抜歯などの外科治療が必要な場合は、歯科医師が骨粗しょう症の治療の主治医と連携を取り、歯科治療の準備のための休薬の相談をします

医科の主治医の判断で休薬をすると、約3ヵ月後にはあごの骨の代謝が一巡し、薬の影響が減ってきます。抜歯後はしっかりと縫合して、細菌感染を防ぎます。

ただ、がんの転移を防ぐ注射薬のBP剤をお使いの患者さんは、休薬が望ましくないことも多いです。この場合は通常、抜歯よりもがん治療を優先することになります。

(別注)

近年骨粗しょう症治療薬の承認を受けた分子標的薬(デノスマブ/ランマーク)についても、抜歯のキズなどの感染をきっかけにあごの骨の壊死が起きることが報告されています。これからはこうした新薬にも注意を払う必要があります。

なお、歯科としては骨粗しょう症治療薬の有益性にかんがみ、基本的には骨粗しょう症の治療を優先させ、「BRONJに対するポジションペーパー」に基づいて治療に臨むとともに、副作用の予防に徹底した口腔ケアが重要と考えられています。

※参考書籍 「nico 2015.3 臨時増刊号 クインテッセンス出版株式会社」

Q55 ステロイド薬を使っていますが、歯科治療はできますか?
A55

ステロイド薬は、腎臓の近くにある副腎から出る副腎皮質ホルモンと同じ働きをする薬です。免疫反応を抑制し、炎症やアレルギーのかゆみを穏やかにしたり、喘息やリウマチなどのつらい症状を楽にする薬として使用されています。

長くお使いの方が多く、免疫機能が低下する副作用によりむし歯や歯周病が悪化しやすく、抜歯などの外科治療を受けると細菌感染を起こしやすくなります

また、長期間服用していると、ストレスを和らげる働きのある副腎皮質ホルモンが副腎から出にくくなります。そのため歯科治療で緊張しストレスが加わったときに、ホルモンが不足し、ショック症状を起こすことがあります。

ステロイド薬を処方している主治医と連携をとりながら、事前に抗菌薬を処方し、ステロイドの補充療法を行うなどの配慮をして治療を進めますので、必ずお知らせください。また、糖尿病、骨粗しょう症などの合併症についてもお教えください。

代表的なステロイドの飲み薬には、プレドニゾロン、プレドニンなどがあります。

 ステロイド

 ●ステロイドを飲んでいる方の歯科治療について

1.治療前から抗菌薬を処方します

むし歯や歯周病、抜歯などの治療の際、重篤な炎症を起こさないように、治療の準備のため事前に抗菌薬を処方し、お飲みいただくことがあります。忘れずに飲んでお越しください。

2.糖尿病などの合併症のある方は?

ステロイド薬の副作用で、糖尿病の合併症がある患者さんは、血糖値の検査データをお教えください。検査データの値が高い場合、まずは合併症の治療を優先していただくことがあります。日ごろから、血糖値のコントロールをお願いいたします。

骨粗しょう症の合併症がありBP剤をお飲みのかたは、歯科医師と主治医が相談し、3ヶ月ほど休薬をお願いすることがあります。

3.ショック症状の予防にステロイド薬の補充療法が必要なことも。

長期間ステロイドを使用していると、ストレスを和らげる働きのある副腎皮質ホルモンが副腎から出にくくなっています。歯科治療でドキドキしストレスが加わると、ホルモン不足になり、ショック症状を起こすおそれがあります。

そこで治療の準備のため、事前にステロイド薬を少し増やす補充療法が必要になることがあります。ステロイドを処方している主治医と連携して安全に治療を進めますので、主治医を受診して補充療法の処方を受けるなどのご協力をお願いします。

4.自己判断での中止はやめましょう!

ステロイド薬は、喘息やリウマチなどのつらい症状を抑える重要な薬です。歯科治療を受けるからと自己判断で中断すると、急に体内のステロイドが不足し危険な上、症状もかえって悪化してしまいます。

なお、口内炎の治療などの際に歯科が処方するステロイド軟膏は、短期間の使用が目的で副作用の心配はいりません。使用期間や使用量を守って処方どおりに使いましょう。

※参考書籍 「nico 2015.3 臨時増刊号 クインテッセンス出版株式会社」

Q56 糖尿病とは?
A56

糖尿病とは、生活習慣病のひとつで、血液中にブドウ糖が余り慢性的に血糖値が上がってしまう病気です。すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが、細胞にブドウ糖を届ける働きをしているのですが、このインスリンが減ったり働きが悪くなるために、血液中のブドウ糖が細胞にうまく届かず、血液中にブドウ糖が余ってしまうのです。
症状としては、しきりにのどが渇く、多食、多尿、全身の倦怠感、体重の減少などがあります。
また、免疫反応が低下して炎症が起きやすくなったり、血流が悪くなって傷の治りが遅くなってしまいます。高血糖値の患者さんでは、治療して血糖値をコントロールしないと、狭心症、心筋梗塞などの心疾患や、腎不全、脳梗塞などの合併症が起きることも。
知らないうちになっていることもあるので定期的に検診を!

※参考書籍 「nico 2011.5 クインテッセンス出版株式会社」

Q57 女性の場合の骨粗鬆症と歯周病の関係について教えてください。
A57

骨粗鬆症と歯周病の関係について教えてください。図

女性は閉経前後から、女性ホルモンの分泌低下に伴い、全身の骨密度が急速に低下しはじめます。
骨の組織がすかすかになる病気を骨粗鬆症といい、骨粗鬆症による骨折は脳卒中とともに、寝たきりの二大原因にあげられます。
また、骨粗鬆症になると、歯周病が進行するリスクは約2倍に高まるといわれます。
骨粗鬆症の発症率は、閉経前後の50歳代から急激に増加します。歯周病で歯を失う割合が高くなる年代です。閉経期以降は、骨折にじゅうぶん注意するとともに、歯周病を防ぐケアにもますます力をいれたいものです。

骨粗鬆症と歯周病の関係について教えてください。図女性は閉経前後から、女性ホルモンの分泌低下に伴い、全身の骨密度が急速に低下しはじめます。
骨の組織がすかすかになる病気を骨粗鬆症といい、骨粗鬆症による骨折は脳卒中とともに、寝たきりの二大原因にあげられます。
また、骨粗鬆症になると、歯周病が進行するリスクは約2倍に高まるといわれます。
骨粗鬆症の発症率は、閉経前後の50歳代から急激に増加します。歯周病で歯を失う割合が高くなる年代です。閉経期以降は、骨折にじゅうぶん注意するとともに、歯周病を防ぐケアにもますます力をいれたいものです。

 

Q58 骨粗鬆症の人は歯周病になりやすいってホント?
A58

骨密度が低いと歯槽骨の吸収が進みやすい

歯周病にかかると、歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こして、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしてしまいます。これを「歯槽骨の吸収」といいます。

体の骨と歯槽骨の関係を調べた研究の大部分では、体の骨密度と歯槽骨の吸収の程度には関係があるという結果でした。たとえば、骨粗鬆症の人たちと正常な骨密度の人たちを3年間観察したところ、骨粗鬆症の人たちのほうが歯槽骨の吸収が多かったとの報告があります*。

*Geurs NC, Lewis CE, Jeffcoat MK. Osteoporosis and periodontal disease progression. Periodontol 2000 2003 ; 32 : 105-110.

お口の中に歯周病菌がいるかどうかは、歯周病が進むかどうかの強力な要因ですが、その要因や年齢が同じくらいの人どうしで比べると、体の骨密度が低い人のほうが、歯槽骨の吸収が進みやすいといえそうです。

 

※参考書籍
 「歯科医院で患者さんにしっかり説明できる本」
 クインテッセンス出版株式会社

Q59 糖質制限が糖尿病や歯周病に効果があるって本当ですか?
A59

糖尿病と歯周病は深い関係性があります。

最近では、糖質制限がこれらに有効であると言われています。

糖質制限について下記にまとめましたので、これまで考えられていた「カロリー」との違いも含め、正しい知識を身につけましょう。

■栄養学の常識は実は間違い

糖尿病に関して、これまでは次のように言われていました。

1.脂肪は体に悪い = 糖質、炭水化物は体によい
2.カロリーをたくさんとると太る = カロリーを減らすとやせる
3.コレステロールは体に悪い = コレステロールが多い食品は食べるな
4.和食は健康によい = 洋食は健康に悪い
5.和食が長寿のもとである = 洋食がメタボ、糖尿病のもとである

 

これらの説から導かれることとして、「炭水化物を60%、脂肪を20%、タンパク質を20%」の食事がバランスがいい食事と決めてしまい、全てこの枠で決めるのです。

しかし、これは「糖質制限を推奨する」という食事法から見れば、「強制糖質過剰摂取食」となってしまいます。

この食事バランスにはエビデンス、根拠はあるのかというと、じつは日本糖尿病学会でも、これには根拠がないということを認めています。

■糖尿病にとっての白米

お米はのど元過ぎたら砂糖と同じ」と言ったら、びっくりしますか?

栄養学的には、お米は砂糖と同じなのです。お茶碗1杯のご飯を150gとしますと、糖質量は55gで、これは角砂糖に換算すると17個分にあたります。

そういって説明しますと、拒否反応を示す方が多いことは、よくわかっています。

でも、これが真実です。

従来の糖尿病治療は、ごはんを食べ、砂糖をとって、薬を使え、ということです。

しかし、薬は使わなくとも、食事を「カロリー」ではなく「糖質量」で管理すれば血糖値は管理できるのです。

■糖質制限で食べてよいもの、注意すべきもの

肉類

食べてよい食品 牛、豚、鶏、羊、加工品
要注意食品   味付け缶詰

魚介類

食べてよい食品 魚、貝、甲殻類など
要注意食品   練り製品、佃煮など

乳製品

食べてよい食品 チーズ、バターなど
要注意食品   牛乳、ヨーグルトなど

※注意食品なし

豆類

食べてよい食品 大豆(ゆで)、大豆製品
要注意食品   きな粉、小豆など

野菜類

食べてよい食品 葉物など
要注意食品   かぼちゃ、にんじんなど

種実類

食べてよい食品 クルミ、ごまなど
要注意食品   栗、アーモンドなど

キノコ類

※注意食品なし

藻類

食べてよい食品 のり、わかめなど
要注意食品   佃煮類

調味料

食べてよい食品 醤油、みそ、塩、酢など
要注意食品   ソース、ケチャップなど

油脂類

※注意食品なし

嗜好飲料

食べてよい食品 焼酎、コーヒーなど
要注意食品   清酒、ビールなど

穀類・いも類

食べてよい食品 こんにゃく
要注意食品   米、小麦、いも類など

果実類

食べてよい食品 アボガド
要注意食品   果実全般、ジュースなど

菓子類

食べてよい食品 -
要注意食品   糖の入った菓子類

■糖質制限の効果

糖質制限は次のような様々な疾病・症状に対する治療法として確立されつつあります。

てんかん、アルツハイマー病、がん、糖尿病、肥満、メタボ、アトピー、アレルギー疾患、歯周病、認知症、加齢による変化への応用

とくに、1日15g以下の糖質制限食は「スーパーケトジェニック(ケトン食)」と呼ばれ、注目されています。

※参考書籍
 「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」
 宗田 哲夫  株式会社 光文社

Q60 歯周炎は骨粗鬆症の発症リスクと関連がありますか?
A60

「歯周炎が骨粗鬆症発症のリスクを高める。」という研究報告があります。

L-P Mau, Y-C Kuan, Y-W C Tsai, J-J Lin, G Huynh-Ba, P-W Weng, Y-S Shieh, W-C Cheng, R-Y Huang: Patients with chronic periodontitis present increased risk for osteoporosis: A population-based cohort study in Taiwan. Journal of Periodontal Research, 52(5): 922-929, 2017.

 

※参考書籍
 「海外文献120編から読み解く ペリオの世界」
 関野 愉  株式会社デンタルダイヤモンド社

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