Question

歯周病ってどんな病気?

Answer

歯周病は、口のなかに棲む歯周病菌が引き起こす感染症です。
歯周病菌や歯周病菌の出す毒素が引き起こす炎症によって歯ぐきが腫れる歯肉炎になります。
そしてこの状態のまま放置すると、歯を支えるセメント質、歯槽骨や歯根膜が破壊される歯周炎へと悪化し、ついには支えを失った歯が抜けてしまうという恐い病気です。
歯周病菌はお口のなかの常在菌で、先住者として外から入ってくる他所者(よそもの)の菌を寄せ付けないような役割も果たしつつ、ふだんは人間と共生しています。
ところが、みがき残しなどのために細菌のかたまりであるプラークがお口に溜まって成熟すると、歯周病菌はパワーアップし、共生のバランスが崩れて炎症を引き起こしてしまうのです。

歯周炎になると歯ぐきの溝がさらに深くなり、ますますプラークが溜まりやすくなります。
すると炎症はさらに悪化し、歯ぐきから血や膿が出たり、歯がぐらついて噛みにくく、口臭もひどくなっていきます。
発症すると自然に治ることはなく、歯槽骨は一度溶けてしまうと、決してもとどおりにはなりません
歯槽骨が大きく失われると、治療が手遅れになり、抜歯になってしまうことも少なくないのです。
歯周ポケットができるとそのなかの掃除はとても難しく、しかも歯石はいったん溜まると硬くこびりつき、歯みがきでは取れません。
プロのワザでプラークと歯石を取り除き、歯周ポケットの中の歯周病菌を減らすことこそ、歯周病の進行を食い止めるための方法です。
歯を救うには早期発見・早期治療が重要です。

※参考書籍
 「nico 2011.9 クインテッセンス出版株式会社」
 「nico 2010.1 クインテッセンス出版株式会社」
 「nico 2009.2 クインテッセンス出版株式会社」

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