Question
糖尿病だと歯周病になりやすいそうですが、なぜなりやすいのですか?
Answer
厳密にいうと、糖尿病に併発する歯周病は、糖尿病が原因で発症するものではありません。糖尿病による免疫系機能障害、末梢血管循環障害などが歯周病を引き起こします。
つまり、免疫機能が低下するため、細菌感染を起こしやすくなるからです。歯周病は細菌感染によって起こる病気で、そのため糖尿病のかたは歯周病になりやすいのです。
プラークコントロールをていねいに行って最近を減らし、予防をしていきましょう。
※参考書籍
「nico 2011.5 クインテッセンス出版株式会社」
「歯周治療の指針2015」
特定非営利活動法人 日本歯周病学会