プレス・ジルプレス

プレスって何??

保険の被せものを作るとき、まずお口の中の型を採り、それに石膏を流して模型を作ります。その模型に合わせてロウ(蝋)で被せものの原型を作ります。ロウの原型の周囲を耐火材で覆い、700℃近い炉の中に入れておくと、ロウが完全消失し空洞ができ、鋳型が完成します。出来上がった鋳型の空洞に金属を流し込むと、最初に作ったロウの原型と同じ形の金属の被せものが出来上がります。これをロストワックス法といいますが、実はセラミック冠も同じ方法で作製することができるのです。金属を流し込むのではなく、セラミックのインゴット(鋳塊)を高温で溶かし押し込むのでプレスと呼ばれています。

プレス

プレスのメリット

加藤歯科医院では、これまで主にセレック(CAD/CAM)を用いたオールセラミックの製作を行っていましたが、IPS e.max pressを導入することによりセレックではできなかったオールセラミックのブリッジを院内で作製できるようになりました(3歯のブリッジまで)。
使用するセラミックのインゴットは、4段階の透明度から選択し、専用のプレスファーネスでプレスします。従来のオールセラミックでは破折しやすかったことが問題でしたが、IPS e.max pressによりその不安を解消することができるようになりました。

IPS e.max(歯科用セラミック)の特性

プレスのメリット
1.審美性が高く、変色もほとんどありません。
2.高い適合精度と曲げ強度(400MPa)を持った修復物を作成することができます。
3.汚れ・プラークが付着しにくい素材で、保険の被せものと比べると2次う蝕の危険性がかなり低くなります。
4.天然歯に近い磨耗性を持ち合わせていて、噛み合わせの歯にとってもやさしい素材になっています。
5.金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。

ジルプレスって何??

最初にジルコニアについてご紹介しましょう。ジルコニアとは、人工ダイアモンドをはじめ、セラミック製の包丁、スペースシャトルの外壁、人工関節にも使用されている、生体に優しく、とても丈夫で安全な素材です。
これまでのジルコニアクラウンは、このジルコニアフレームの上にセラミックを技工士が盛り上げて、歯の形にして高温で焼き付けるというものでした。ジルプレスは、ジルコニアフレームに高温で溶かしたセラミックを流し込み溶融(プレス)させて歯の形に焼きつけるという方法です。ジルプレスで作製するとジルコニアクラウンの強度が従来のものよりも2~3倍になり非常に割れにくくなるため、力のかかる奥歯にも安心して使用できるようになります。また、IPS e.max pressでは強度的な問題で3歯のブリッジまでしかできませんが、ジルコニアのフレームを併用することにより、3歯以上のブリッジも作成することができます。

ジルプレス

治療費について

1歯 ¥100,000(税抜)
3歯ブリッジの場合¥300,000(税抜)
ジルコニアフレーム(1歯あたり)¥20,000(税抜)

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