来院される前に
Q11 | 在宅介護で、家族が歯みがきしていますが奥のほうまではなかなか磨けません。ちゃんときれいにできているか心配です。 |
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A11 |
ご家族がすみずみまできれいになさるのはとてもたいへんだと思います。そんなふだん取りきれていない汚れをきれいにできるのが、歯科衛生士のプロフェッショナルケアです。定期的にしっかりきれいにしておくと、誤嚥性肺炎やインフルエンザなどの感染症の予防に役立つのはもちろん、舌苔を取り除いたら食事がおいしく感じられるようになったり、唾液腺や飲み込む機能への刺激にもなるなど、さまざまなよい効果が期待できます。 ※参考書籍 「nico 2014.12 クインテッセンス出版株式会社」 |
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Q12 | うちのおばあちゃんは寝たきりです。胃瘻で、口から食事もしていませんが口腔ケアは必要なのでしょうか? |
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A12 |
お口から食事をとっていなくてもお口のなかは汚れてきます。誤嚥性肺炎を減らすためにも定期的な口腔ケアをおすすめします。口腔ケアを続けるうちに患者さんの目がいきいきしてきます。歯科の訪問診療をぜひご活用ください! ※参考書籍 「nico 2014.12 クインテッセンス出版株式会社」 |
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Q13 | 保険点数とは? |
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A13 |
保険点数とは、保険で治療をする際に「この治療は何点」と国によってあらかじめ決められている点数の事です。 |
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Q14 | なぜ毎月保険証の提示が必要なの? |
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A14 |
月に一度保険証を提示することは、保険料のムダ使いを減らすことにつながります。 皆さんにスムーズに、安心して診療を受けていただくために、保険証の提示はとても重要です。ご協力よろしくお願いします。 倉岡 |
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Q15 | 歯磨きは1日何回、何分したらよいですか? |
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A15 | 1日2回は最低でも磨いてください。最も大切なのは、夜寝る前に磨いてお口の中をキレイにすることです。 |
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Q16 | インフォームドコンセントって何ですか? |
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A16 |
日本語では「説明と同意」とも言います。受けようとする医療行為について、その目的や方法、予想される結果や危険性など、患者さんが十分な説明を受け、その上ではじめて同意するという意味です。インフォームドコンセントの主なチェック項目をご紹介します。 |
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Q17 | 「総合病院」、「大学病院」、「かかりつけ歯科(歯科医院・デンタルクリニック)」の違いって何? |
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A17 | 歯に痛みがある時や口腔内に違和感がある場合、皆さんがまず受診すべき医療機関は「かかりつけ歯科」です。「かかりつけ歯科」がない方は、ご自宅や学校・職場等の近くにある通院しやすい歯科医院を受診し、そこを「かかりつけ歯科」とするのがベストでしょう。たいていの歯科疾患は「かかりつけ歯科」で治療することができます。 「かかりつけ歯科」で治療が困難な症例(一般の歯科では治療が難しい疾患、持病が多くて医科との連携が必要な場合、全身麻酔が必要な症例など)は、「総合病院」または「大学病院」の口腔外科を受診することになります。その場合は「かかりつけ歯科」で紹介状(診療情報提供書)を書いてもらい持参しましょう。受診までの経過や「かかりつけ歯科」での治療内容などがわかり、治療を速やかに開始することができます。 かかりつけ歯科について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。 |
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Q18 | プライマリ・ケアって何ですか? |
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A18 |
身近にあって受診しやすく(近接性)、 予防から治療やその後の健康管理を含み(包括性)、 必要があればその分野の専門家と連携し(協調性)、 継続してサービスが受けられる(継続性) こうしたものを備えた診療のことを言います。 ※参考書籍 |
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Q19 | 薬を服用していると副作用が出てきましたが、どういう救済措置があるのでしょうか。 |
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A19 |
薬の副作用と聞いても、なかなか実感がわかないもの。でも薬は正しく使っても、副作用によってまれに入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害を引き起こすことがあるのです。その場合に、医療費や年金などの給付を行う「医薬品副作用被害救済制度」があります。お薬を使うすべての方に関係ある制度です。 Q1. 私にも関係ある制度なの? Q2. どんな救済がされるのですか? Q3. 請求はどうすればいいのですか? Q4. 救済の対象にならないこともありますか? |
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Q20 | よく左右の顔が違うといわれますが、どんな理由が考えられますか? |
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A20 | 歯列や顔面の非対称は、自然に発生する事象である。多くの場合、顔面の左右対応する部分を比較することで顔面の非対称性が検出される。非対称性の病因は以下のように挙げられる。
歯列の非対称やさまざまな機能的偏位に関しては、矯正的な治療が可能である。一方、重症の顔面構造上の非対称は、矯正歯科治療では容易に改善できない。こうした問題は、成長期における骨格的矯正および/またはその後の外科的な対応が必要となる。現状で存在する大きな偏位に対する患者の不満や要望は、非現実的な期待から関心の喪失まで幅広く、それぞれ対応する必要がある。また軽度の歯列、骨格、軟組織の偏位に関しては、治療の可否を慎重に検討する必要がある。 レビュー:口腔内および顔面の非対称性 ※参考書籍 |
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