Question

酸蝕症について教えてください。

Answer

むし歯・歯周病との違い

酸蝕症は、化学的溶解を原因とし、口腔内細菌の関与がありません。歯みがきだけでは予防できない歯の疾患です。重要なことは口のなかの酸のコントロールとクリアランスの促進です。

発症部位(酸蝕の拡散程度)が変化する

酸蝕症は、三大好発部位(小窩裂溝、歯頚部、隣接面)を有するむし歯とは異なり、その要因や程度(重症度)により発症部位が変化するため、個々の症例ごとに口腔内全体を細かく観察する必要があります。

酸蝕+αがダメージを加速する

臨床の現場において、酸蝕のみが関与すると断言できる症例は少なく、多くの酸蝕症例は、単なる化学的溶解に咬耗・摩耗が加わることによって、その進行が加速する傾向があります。

酸蝕症の調査・頻度

国内調査では、約4人に1人が酸蝕症に罹患していることが明らかになっています。日常の臨床のなかで、エナメル質段階の酸蝕症を見逃さず、診断・臨床対応することが必要です。

※参考書籍
 「知る・見る・対応する 酸蝕症」
 北迫 勇一、岩切 勝彦  クインテッセンス出版株式会社

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