Question

ビスホスホネート製剤を飲んでいますが、インプラント治療に影響しますか?

Answer

5年以下の経口BP内服患者においてBRONJは報告されておらず、経口BPの内服が5年未満の患者において、インプラント治療は安全な術式かもしれない。さらに、経口BPは短期間(1~4年間)のインプラント残存率に影響しなかった。

「全身投与されたビスホスホネートはインプラント治療にどのような影響を与えるか?システマティックレビュー」
Madrid C, et al. Clin Oral Implants Res 2009;20 Suppl 4: 87-95.

他の論文では、「一般に、BRONJのリスクは、1万人中1人~10万人中1人であるが、抜歯後に300人に1人に増える可能性がある。BRONJ症例の大部分は、静脈内注射の患者である可能性が高い。補助因子は確立されていないが、喫煙、ステロイド使用、貧血、低酸素血症、糖尿病、感染症、免疫不全などが重要である。経口ビスホスホネート使用患者のBRONJはステージ2を超えて進展することはまれであり、多くの症例は経口薬の中止により改善する。抜歯は、BRONJのリスクを増価させる唯一の処置である。歯科用インプラントは、経口ビスホスホネート使用患者において注意して使用すべきである。経口ビスホスホネート使用の利点とリスクは、投薬の一時的または永久的停止の必要性を判断する前に、個別に処方医と協議の上、比較検討されなければならない。」という報告があります。

ビスホスホネート関連顎骨壊死の原因としての経口ビスホスホネート:臨床所見、リスク評価、および予防戦略
Assael LA. J Oral Maxillofac Surg 2009;67(5 Suppl):35-43.

※参考書籍
 「開業医のための口腔外科 重要12キーワード ベスト240論文」
 河奈 裕正 監修  クインテッセンス出版株式会社

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