Question

赤ちゃんの骨や歯は、いつ頃できるの?

Answer

歯の種類(歯種)によって多少の差はありますが、乳歯の歯胚の形成がはじまるのは胎生7~10週頃から、歯の石灰化がはじまるのは胎生4~6ヶ月頃からです。

乳歯の前歯(乳切歯)は、出生時には口腔内に生えてくる部分(歯冠)の4/5くらいまでは形成されていますが、乳歯の奥歯(乳臼歯)は歯冠の一部しか形成されていません。乳歯は出生後に歯冠が完成し、続いて歯根が形成されてくると、徐々に口腔内へと移動してきて、生後半年頃から生え始めます。

また、永久歯の歯胚も胎児の頃からつくられはじめます。6歳頃から生える永久歯の奥歯(第一大臼歯)の歯胚は胎生4ヶ月頃から、永久歯の前歯(永久切歯)の歯胚は胎生5ヶ月頃から、それぞれ形成がはじまります。ただし、永久歯の石灰化がはじまるのは出生時頃からです。

 

※参考書籍
 「プレママと赤ちゃんの歯と口の健康 Q&A」
 井上 美津子  藤岡 万里  医学情報社

 

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